ADに参加していないPCにWSUSを展開する
ADに参加しているPCにWSUSを展開する場合は簡単で、
グループポリシーで設定します。
しかし、WORKGROUPなどADに参加していない環境で
複数台のPCにWSUSを展開するには
「レジストリをいじるか」「個別にグループポリシーを設定」していくしかありません。
今回は、「個別にグループポリシーを設定」していく方法を紹介します。
おっと、既にWSUSサーバーは立っているものとして進めますね。
クライアントへの展開手順
まずは1台目のPCをテンプレートとして設定します。
ファイル名を指定して実行
↓
gpedit.msc
です。
次にWSUSポリシーの設定を行っていきます。
WSUSサーバーのIPだとか、
毎日何時にインストールするだとか・・・です。
(この手順は省略)
再起動して、WSUSサーバーにちゃんと登録されているのを確認します。
1台目のPCの準備ができたら
次は、同じポリシー設定を複数台に展開していきます。
1 まず、展開したい対象のクライアントPCの初期設定を完了させる
2 フォルダオプション
→ 「ファイルとフォルダの表示」の「隠しファイルを表示する」
3 展開先のPCにファイルをコピーする
1台目のPCの C:\Windows\System32\GroupPolicy フォルダを
C:\Windows\System32\ 直下へ貼り付け
4 再起動
5 regedit にてレジストリの編集
これをしないと、1台目のPCと設定がかぶってしまい
上手くWSUSサーバーへ登録されません。
① HKEY_LOCAL_MACHINE
→ SOFTWARE
→ Microsoft
→ Windows
→ CurrentVersion
→ WindowsUpdate
② SusClientId
SusClientIdValidation
この2つのキーを削除(値だけでなくキー毎削除)
6 再起動
補足)
いくらまってもWSUSに登録ができないときは、
cmdプロンプトからwuauclt /detectnow
を実行します。
2013/05/30 09:26 | カテゴリー:ActiveDirectory
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